青少年赤十字研究指定校

武川小では,昭和60年に青少年赤十字活動について公開研究会を行いました。そして,今年度から2年間新たに青少年赤十字活動の指定校として武川中学校とともに研究指定校に指定されました。「思いやり みんなで育てる 武川小」を合言葉に,思いやりの心を大切にした教育を行っています。


読書活動に積極的に取り組んでいます

武川小では,長年保護者や地域の方に「読み聞かせ」活動のお手伝いをしていただいています。朝の業前活動の時間に,読み聞かせボランティアさんにおすすめの本を読んでもらっています。子供たちはこの時間をとても楽しみにしています。


体力の向上を目指しています

朝の体力つくりの時間は,年間8回を「元気アップタイム」としています。保護者や地域の方々にボランティアになっていただき,楽しい体力つくりゲームをして汗を流しています。Sケン,リバーシ,陣取りゲームなど,夢中になって校庭を走り回っています。


地域のことを学んでいます

5年生の総合的な学習の時間では,地域のまちおこしの皆さんたちに応援していただきながら,特産物である「むかわ米」づくりの学習をしています。ユネスコエコパークに指定された南アルプスと水との関係や地域の歴史などを大自然の恵みの中で精一杯学習しています。秋の「米・米まつり」では,収穫した「むかわ米」を子供たちが販売します。ぜひ,ご購入を!


その道のプロによる学習をしています

毎年7月の授業参観は,地域ふれあい道徳授業を行っています。この日は,各地で活躍されている方にゲストティーチャーになっていただき,「命」の授業をしています。4年生の授業では,望月美由紀さんがゲストティーチャーでした。望月さんは,プロ道化師であり,子供たちに笑顔の大切さについてのメッセージを伝えていただきました。


安全・安心な学校を目指しています

1年生の防犯教室は,親子研修の中で行いました。講師は,リズムオブラブを主宰している,渡辺光美さんです。渡辺さんは昨年度も防犯教室に来ていただきました。不審者に遭遇して実際に大声を出すことができたのは100人中3人,防犯ブザーを鳴らすことができたのはたった1人だそうです。渡辺さんは,「いかのおすし」をお題目にしてはならない,日ごろから大声を出して逃げる練習をしておくこと,不審者からの距離をどうとるかにかかっているなど,大切なことをたくさん教えていただきました子供たちを不審者から守るには,日ごろから備えをしておくことがとても大切だと思います。


「思いやりの心」を育んでいます

平成30年度・31年度は,武川小・中学校が,青少年赤十字活動の研究指定校となりました。これまでもずっと武川小では,JRCの活動をしていました。今年度の緊急時児童引き渡し訓練では,中学校と連携して,武川の赤十字奉仕団の皆さんにも立ち会っていただきました。実際の災害の時には,炊き出しや傷の手当などに携わっていただけることになっています。これからも学校と,こういった関係組織が連携して,子供たちの安全・安心を守っていくことが大切です。


子供たちは地域の「目」で守られています

かけがえのない子供たちを守るため,たくさんの方々が見守りに携わっていただいています。交通指導員さんは日常的に子供たちの登校の際に交通指導をしてくださっています。また,交通安全運動の期間には,PTAの役員の皆さんや地域の民生・児童委員協議会の皆さんに子供たちの見守りをしていただいています。「青パト」の皆さんにも放課後の見守りを毎日していただいています。このような取り組みを通して,子供たちとのコミュニケーションも図られています。もちろん,子供たちのあいさつもしっかりできています。


主体的な学習の機会を保障しています

秋には学習発表会「みのり集会」を行っています。各学年のこれまでの学習の発表の機会として開催しています。この行事を通して,学習したことの確実な定着と,何より子供たちの自主性や協調性が育まれていきます。そして、たくさんの友達や大人,関係する方々との出会いや,そこから学べる様々なこととふれ合うことを通して、貴重な学びを得ています。


質の高い芸術・文化に触れる教育を行っています

武川小では,隔年で音楽鑑賞会と演劇鑑賞会を行っています。平成29年度は,鍵盤ハーモニカのワークショップやライブなどの演奏活動を行っている,妹尾美穂さんに来ていただきました。パーカッション,ピアニスト,ウッドベースのメンバーも一緒に,鍵盤ハーモニカの演奏で楽しみました。この日は,子供たちも楽しめたのですが,それ以上に保護者,先生たちがのりのりで,体いっぱいで楽しんでいました。音楽の力ってすごいですね!※WB須藤ヒサシさん,PF野口茜さん,PC塩のやもとひろさん,鍵ハモ妹尾美穂さん


保護者の皆様にも支えられています

武川小では,子供たちの健やかな成長のため,PTA活動が積極的に展開されています。武川小の保護者の皆さんは,交通安全指導や親子研修会,街頭指導,トイレの清掃,PTA新聞の発行,各学年PTAの運営など,学校の教育活動を一生懸命に支えていただいています。また,授業参観にはほとんど100%に近い方がご参加いただいています。中にはおじいちゃん,おばあちゃんも来ていただいています。写真は報道部会の皆さんによる,30年度第1号のPTA新聞「みずほ」です。これからも武川小学校は,保護者・地域の皆さんに支えていただきながら,子供たちのよりよい成長を図っていきます。


福祉や環境教育も充実しています

福祉の教育として,様々な体験をしたりゲストティーチャーなどを招いたりしながら学習をしています。地域のデイサービスセンターに出かけてお年寄りと交流を図ったり,障害のある方にお越しいただいて講話を聴いたりしています。今年度は,盲導犬協会の方と実際に盲導犬を利用している方に学校に来ていただき,直接盲導犬にさわったりお話をきいたりして,福祉の学習を行いました。